北欧で60年間以上、絶大な支持を誇るstring (ストリング)
string(ストリング)とは
北欧家具を語るには、実は欠かせない存在とも言える壁掛収納システム『string』は、1949年にスウェーデンで誕生しました。string(ストリング)は、非常にデザイン性に優れたシンプルな収納システムで、1954年にミラノトリエンナーレ受賞したゴールドメダルをはじめ、数々の賞を受賞しています。
デザインしたのは、スウェーデンの建築家Nils Strinning(ニルス・ストリニング)です。
ニルス・ストリングは、現在のスカンジナビアンデザイン(北欧デザイン)の礎を築いた『創始者』として、世界的にも高く評価される人物です。
ストリングの魅力
string(ストリング)が世界中で高い評価を得続けているのには理由があります。
そのひとつとして、まず押さえておきたいポイントが、とにかく機能的で実用性に優れていること。
この壁掛け家具string(ストリング)は、規格化された複数のパーツを組み合わせてつくるモジュール方式を
採用した非常にシステマティックな家具で、用途や取り付け場所に柔軟に対応してくれます。
床の置き場に束縛されること無く、自分の希望の位置に取り付けが出来るので、思い通りの空間ができあがります。
また取付け方も至ってシンプルで、はしご状のフレームを壁に取り付け、
次に棚板を乗せるだけ。構造的にとても安定していて、オプションも豊富。思い通りのレイアウトが出来てしまうのも、string(ストリング)の魅力です。
用途に応じてどんどん買い足したり、組み替えたり出来るので、将来的に無限にカスタマイズしていける点も長く人気が続く要素でもあります。
空間をプロデュースする建築家だったからこそ生まれた、アイディアなのかもしれません。
2019年の新作
そんなストリング は、ケルン国際家具インテリア見本市(2019 年 1 月)、
ストックホルムファニチャーフェア(2019 年 2 月)におきまして、新商品を発表いたしました。
ニルス・ストリニング⽣前最後の作品で 2005 年にデザインされた string® pocket に、新色「ブラッシュ」が加わりました頬を赤らめるという意味の”blash”。スウェーデンのトップスタイリスト ロッタ・アガトンとのコラボレーションから生まれた、ほんのりと赤く染まった頬のように温かみのあるクラシックピンクです。
インテリアが好きだけど、スペースがない・・・、これは多くの人にとって悩みかもしれません。特に都心をはじめとした市街地に近い物件では、わずかなスペースも無駄に出来ません。そこで家具を床に置かない、スマートなフレームの壁掛収納『string』を活かしてみては。 『string』の最大のメリットは、機能美とも言うべき無駄の無いデザイン。ソファやデスク、テレビボードなどの上の壁面を利用する事で、限られた空間をとっても効率良く使うことができます。
また、さまざまにアレンジができるので模様替えにも対応できるようです。
日本では壁に穴をあけることに抵抗がありますが、これだけのメリットもあるので是非試してみてはいかがでしょう。