オリジナルインテリアブランド Copper & Bloom|コッパー&ブルーム公式サイト Copper & Bloomは、"日常を華のあるものに"をテーマに、Rosegold(ローズゴールド)やCopper(コッパー/カッパー)色のインテリア雑貨、ステーショナリーを専門に扱うインテリアブランドです。Made in Japanのオリジナル商品を始め、独自の視点で世界中からセレクトしたアイテムを販売しています。

コッパー(銅)を使った棚をDIY

銅管を使ったコッパーラックの作り方

 

  銅を使ったラックなどの家具は海外インテリアでは見かけても、国内ではあまり見かけず販売されていません。ホームセンターで売られているきれいなローズゴールドに輝く銅管を見かけたときに、これを活かして何か作りたいと思いました。サイドテーブルやハンガーラックを思い浮かべましたが、今回は撮影スペースにも使えて作りやすい壁に取り付ける棚を作ることにしました。

 

準備

 

 まず、作りたい棚の幅や奥行・サイズでラフ画を描いてサイズを決めたあとに材料を揃えましょう。

 

棚の幅の長さを決める際に、下地チェッカーで壁紙の裏の柱の位置を確認します。

 

柱の位置によって取り付けれる棚の長さが決まります。取り付けたい場所になければ壁が壊れる可能せいがあるため取付できません。 また、銅のL字(棚板の支え)を付ける位置が決まります。

 

 

作りたい棚のサイズによって銅管の必要な長さ・板の長さなどが変わるので事前に作りたい棚のサイズはメモしておきましょう。

 

 

材料

 

材料・道具は全てホームセンターで揃います。 銅管はお店によっては取り扱いがない・または足りない場合があるので事前にお店に在庫があるか確認してから行きましょう。無い場合はインターネットでも購入が可能です。

 

1.銅管 :  銅管の太さはお好みで選んで下さい。

      長さはどのくらい必要なのかは最初に確認しておきましょう。

 

2.エルボー(銅製) : エルボーは上記の画像のパイプとパイプを繋ぐL字のものです。

           こちらのパイプのサイズに合うもの選びます。

           個数はL字の数に応じて変わりますので確認しておきましょう。

          

 

3キャップ(銅製) : こちらも上記画像のパイプの先に被せるキャップとなります。

          L字1つあたり2個必要です。

 

4.皿ネジ : パイプの太さに応じてサイズ・長さが変わります。

 

5.棚板 : 棚板は色々と素材の種類がありお好みのものを選びます。

      今回は白で塗装することにしました。

 

      ※棚を購入の際はお店で切ってもらいましょう。なので事前にどの長さにするか決めてメモをもっていきます。

       持ち帰りも楽ですし、切る手間も省けます。

 

6.紙やすり : 板の切断面を削る為につかいます。           

 

 

 

材料は以上となります。それぞれ作りたい棚のサイズに合わせてご購入下さい。

 

 

道具を揃えます。

 

 

1.パイプカッター : 上の赤い道具です。 こちらは切るパイプのサイズに合わせて購入して下さい。

         使い方はパッケージに記載してあります。そんなに力を入れずにきることが出来ます。

 

2.ドリルドライバー : ハンドタイプの電動ドリルです。パイプにネジ穴をあけるために使います。

 

3.ドリルビット : ドリルドライバーの先につける穴をあける付け替え用のビットです。

 

4.メジャー

 

5.マジックペン : 穴をあける位置やパイプを切断する際に目印をつけるために使います。

 

6.水準器 : 壁にパイプを取り付ける際、水平になっているかを確認する際に使います。

 

7.ドライバーまたはドライバービット : ドリルドライバーの先をドライバービットに取り換えると手で絞めるより断然楽です。

 

8.塗装スプレー・またはペンキ : 板に色を塗る場合はつかいます。板の面積によりますが、今回の棚に3~4本使いました。

 

9.接着剤 : パイプとエルボーやキャップを取り付ける際に必要であれば使います。

 

10.下地チェッカー : 壁の裏にある柱の位置を確認する道具です。ネットでも1000円程度で販売されています。

 

製作を進めます

板の準備

板に塗装をする場合は先にやりましょう。

 

1.ホームセンターでカットしてもらった板の切断面を紙やすりで削ってバリなどをとり綺麗にします。

 

2.塗装します。塗装は乾かすのには時間がかかります。乾いた後にまた塗装、と何度か繰り返し行いますので乾かしている間に他の作業(L字作り)をしましょう。

買われた塗料・時期によって乾く時間がかなり変動しますので、塗料の説明をよく見て下さい。

 

インテリア用に仕上げてある板を選ばれた方は、ホームセンターですでに切って頂いているので、断面を紙やすりで削って仕上げるだけですね。気になる方は断面を塗装しましょう。

 

 

L字を作っていきます。

 

 材料と道具が揃ったら製作していきましょう。

 

1.パイプを棚の奥行の幅に合わせて銅管をカットしていきます。

 

カットする本数は棚の段数・幅に合わせて調整します。

 

今回は棚の横幅が1.2mなので、一枚の棚にL字を3つ使います。それが三段あるのでL字の数は9個。

 

L字はパイプを2本使っているので、必要なパイプの本数は18本となります。

 

結構本数があるので少し大変です。。。

 

 

2.パイプにドリルでネジ穴を開けます。

 

 これが一番難しい作業になります。 

 

 穴はまっすぐ垂直に貫通させ、2か所の穴も水平に開けなければいけません

 

 パイプが丸いのでしっかり固定して下さい。パイプ1本につき2か所穴をあけます。

 

 穴が斜めになったり、二か所の穴が水平になっていないとネジが斜めになります。

 

 

3.エルボーとキャップをはめてL字にします。

 

 

上の画像のように、それぞれのパイプの穴がきちんと向き合うようにしてはめて固定して下さい。

 

穴の位置がずれると板がネジで留めれなくなるので注意して下さい。

 

これでL字は完成です。

 

 

板にL字をねじ止めします。

 

画像のように板に対して垂直にL字を付けましょう。いがまないように出来れば他の人に支えてもらうか、何かで固定しましょう。

 

L字の前後の位置は板の端に合わせますが、壁と板の間を少し開けたい場合は画像のように間隔をあけます。

 

 

横の間隔は最初の記述通り、柱の位置で決まります。必ず柱の位置を下地チェッカーで確認し印をつけて下さい。

 

また、銅は鉄より柔らかく強度が低いので、あまり極端な付け位置にしてL字に負担をかけないようにして下さい。

 

手前のネジ少し垂直ではないですね^^; やはりこれが一番難しいところです。

 

 

 

これで棚が完成です。

 

二段、三段と同じ要領で作って下さい。

 

棚の取付け

 

棚の取付は重いので二人が望ましいです。

 

柱の位置に印をつけます。

 

壁に棚を当て、棚が傾むいて付かないように上に水準器を置いて、L字のネジ穴からペンで壁に印をつけましょう。

 

その後、ネジ止めをする際にも板の上に水準器を置いて傾いていないかチェックしながらネジを占めていきましょう。

 

 

これで完成です。

 

前述でも少し触れましたが、銅は比較的に柔らかく、あまり重いものを乗せるといがんでくるので注意をしましょう。

 

製作時間はまる二日間かかりました。冬に行ったので板の塗装の乾き時間のためです。パイプのカットも切る個数が多く時間がかかりましたが、夏場は乾燥が早いのでもっと早く仕上がるかと思います。

 

時間と手間がかかっただけ合って好評です。

 

一見シンプルで作りやすそうに見えますが時間はかかるので、時間の余裕をもって挑戦してみて下さい。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

 

Copper&Bloom

公式サイト https://copperandbloom.jp/

 

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