ローズゴールドとピンクゴールドの違い

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 このところ、ローズゴールドとピンクゴールドの違いについて
問い合わせが多くきていますので、今回はその違いをご紹介します。
表面加工処理によって、少しイメージが変わってきますので、表面処理別にご説明したいと思います。

●メッキ品でのローズゴールドとピンクゴールドの違い

　メッキでは様々なローズゴールドのメッキ色があるため、
「ローズゴールド」と「ピンクゴールド」では若干イメージが変わってきます。
「ピンクゴールド」の方がピンクの色味が強調されたものが多いでしょう。
メッキはメッキ見本から、デザイナーがセレクトしたメッキ色となり、メーカーによって、その色味が微妙に異なります。
これは「イエローゴールド」のメッキにも言えることです。
写真や実物を確認されることをおすすめします。

ローズゴールドはメッキ処理でも銅メッキやクロムメッキなどがあります。
そこでも厳密には色味や濃淡の差があります。

●塗装色の「ピンクゴールド」「ローズゴールド」は幅広い色調があるので選ぶ際は要注意

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　塗装の「ピンクゴールド」や「ローズゴールド」は、家電や家具などによく使用されおり、
女性ターゲットに絞られるのか、さらにピンク感が強めのものが多いようです。
こちらは調色によりいくらでも色味が調整できるため、メーカーによって名称も様々です。
これは、塗装のイエローゴールドでも同じ。

　少しご紹介しましょう。
デロンギのキッチン家電のピンクゴールドはまさにピンクですね。

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Panasonicのローズゴールド商品は少し落ち着いた色味でしょうか。
ブラウンのローズゴールドづかいも上品です。

　最近では、掃除機や電子歯ブラシまで様々なローズゴールド家電が続々と発売されています。
そして、その年のトレンドなどを意識して、「「ピンクゴールド」や「ローズゴールド」塗装も
少しずつ流行の色へ変化しています。
個人的見解では、国内外の家電ブランド共に、
落ち着いた上品なローズゴールドが主流になってきているようです。
好みの色味を探す楽しみもありますね。

●合金の「ローズゴールド」と「ピンクゴールド」の違いは？

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　柔らかい純金に銅などを混ぜて作る合金の色としての１８金（１８K）ローズゴールドは有名ですね。
１８金の配合は75%が金、そして残りの25%に混ぜる素材によってイエローゴールドやローズゴールド、
ホワイトゴールドといった様々な色が作り出されます。

残り25％”の主な素材は、銅（Cu）と銀（Ag）です。
銅を多く配合すると“赤み”が強くなり、銀を多く配合すると“青み（緑み）”が強くなります。
「ローズゴールド」や「ピンクゴールド」は、ほかのゴールドに比べ銅の比率が高いため、
強度が強く、耐久性があるのが特徴です。

ブランドやメーカーによって呼び名が「ローズゴールド」や「ピンクゴールド」と呼ばれ、
それらの明白な配合率は定められていません。
実際、同じ色味でも海外のブランドでは「ローズゴールド」と呼ばれ、
日本のジュエリーブランドでは「ピンクゴールド」とうたうことが多く、
実はとても曖昧な状態なのです。
今ではiphoneのおかげで「ローズゴールド」という呼び名も日本でもようやく浸透し、
「ピンクゴールド」とうたうブランドは減ってきているように思います。

18Kローズゴールドは銅が多いということは少しずつ酸化し変色してしまうことがありました。
ロレックスは、その問題を克服すべく、18Kの“残り25％”の素材の一部に、変色のない高級素材“プラチナ（白金/Pt）”を加えた特許を取得しました。
これは、2005年に「エバーローズゴールド」として発表され、ロレックスの全てのローズゴールドモデルに採用されています。
このように、最近のハイブランドのジュエリーや時計ブランドでは、銅ならではの変色への対策が独自にされ、さらに特別感が増して魅力的なものとなっているようです。